インドネシア2025年の祝日、大連休は桜シーズンと重複で訪日観光期待大

最終更新日 2024年11月8日

2025年のインドネシア祝日について、先日公式な発表がありました。

 

2025年のインドネシア祝日カレンダー

公式発表の内容を元にしています。

1月1日(水) 新年
1月27日(月) ムハンマド昇天祭
1月28日(火) 有給休暇取得奨励日
1月29日(水) イムレック(中国暦2576年元日)
3月28日(金) 有給休暇取得奨励日
3月29日(土) ニュピ(サカ暦1947年元日)
3月31日(月) レバラン(断食月明け大祭)
4月1日(火) レバラン(断食月明け大祭)
4月2日(水)~4日(金) 有給休暇取得奨励日
4月7日(月) 有給休暇取得奨励日
4月18日(金) 聖金曜日
4月20日(日) イースター(復活祭)
5月1日(木) メーデー
5月12日(月) ワイサック(ブッダの生誕記念日)
5月13日(火) 有給休暇取得奨励日
5月29日(木) キリスト昇天祭
5月30日(金) 有給休暇取得奨励日
6月1日(日) パンチャシラの日
6月6日(金) イドゥル・アドハ(犠牲祭)
6月9日(月) 有給休暇取得奨励日
6月27日(金) ヒジュラ元日(イスラム暦1447年元日)
8月17日(日) 独立記念日
9月5日(金) ムハンマド生誕祭
12月25日(木) クリスマス
12月26日(金) 有給休暇取得奨励日

参照:SKB 3 Menteri Libur Nasional dan Cuti Bersama Tahun 2025.pdf

 

2025年のレバラン休暇は日本の桜シーズンと重複!

過去のブログ記事でも触れましたが、2025年のレバラン休暇はインドネシアだけではなく、日本にとっても重要な時期となります。

レバラン休暇自体について知りたい方は下記の記事をご参照ください。

インドネシアのレバランと訪日インバウンドの関係

 

レバランはイスラム歴で決まっていくので、私たちが普段使用している太陽暦に当てはめると「毎年早まる」ように見えます(約30年で一周するイメージです)。

2025年のレバランは3月31日と4月1日。

前後の有給休暇取得奨励日を含めて計算すると、3月28日から4月7日までで「最大11連休」の大型休暇になります。

まさに「桜のピークシーズン」です。

 

そして「桜シーズン」と「レバラン休暇」はインドネシアにおける訪日ハイシーズンTOP3のうち2つです。

その2つが1つのタイミングに重なるという、2025年はまさに30年に一度のボーナスイヤーのような年なのです。

訪日インドネシア人は日本にいつ来てる?インドネシアの訪日ハイシーズン

 

4月1週目が出発日になる可能性が高い

一般的にインドネシアではレバラン後のレバラン休暇は「Mudik」という「帰省」のために使われます。

ただ、最近では帰省以外にも「旅行」を楽しむムスリムも増えてきていると言われています(実際にフライト数が伸びる)。

長期休暇ではありますが、(キリスト教徒や仏教徒はさておき)ムスリムの人たちはさすがに3月31日と4月1日は動かない方が多いでしょう(宗教的に最も大事な日の一つであるため)。

そうすると、実際に動くのはその後です。

インドネシアの旅行代理店の方々との情報交換の中でも、「訪日旅行の出発ピークは3月末ではなく4月頭」と考えている人が多いです。

4月の1週目に過去最大数のインドネシア人が訪日客として日本へ飛び立つ可能性が高いでしょう。

 

もちろん他の国々の訪日客にとっても桜シーズンは最も人気の訪日タイミングです。

しかし、お伝えした通り2025年は30年に一度の「インドネシアにおける訪日ボーナスイヤー」とも言える年。

インドネシア向けの情報発信を強化するには良いタイミングでしょう。

情報発信を検討される場合は、お気軽に当社までご相談いただければ幸いです。

JAPASIANの訪日インバウンドサービス

 

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