最終更新日 2023年5月12日
インドネシアを語る時に外せないのが巨大人口と魅力的な年代の構成比です。
2015年の統計データ(IMF調べ)では約2.55億人の人口が確認されており、これは2013年時点で「中国(13.73億人)」、「インド(12.92億人)」、「アメリカ(3.21億人)」、に続く世界第4位の規模です。
インドネシアの人口は同じASEANに属している「タイ(0.68億人)」、「ベトナム(0.91億人)」、「マレーシア(0.31億人)」の総人口合算値(1.9億人)よりも巨大であり、ASEANの約4割を占めます。
また、人口を語る時に外せないのがその魅力的な人口ボーナスです。

インドネシアの人口ピラミッド(2016年、引用:populationpyramid.net)
インドネシアの人口ピラミッドを見ると、塔の先端のように、綺麗な尖塔型となっています。
インドネシアは若年層中心の人口構成となっており、巨大労働生産人口が国を支える人口ボーナス期に入っています。
インドネシアの人口ボーナス期は2030年ごろまで続くと予想されており(JETRO発表)、アジアの中でも相対的に長く続くと見られています。
この間、税収増加による投資活性化、さらに内需の拡大が見込まれています。