ジャカルタ、食の発信地、PIKへ

食トレンドの発信エリア。

どこの都市にもそのような役割を果たす場所があります。

こと、ジャカルタにおいては「ショッピングモール」が街の代わりを果たしていますが、
そのような中でも「食文化発信エリア」というものが育ち始めている、とのこと。

スカルノ・ハッタ国際空港近くにある、Residential Areaとして再開発されている地区で、
Pantai Indah Kapuk、通称PIK、と呼ばれてるエリアです。

(パンタイ インダ カプッ! うまく発音できないです、舌噛みます)

「フード系ビジネスやるんだったらマストウォッチだよ」と地元の方にも多々言われておりましたが、遠いこともありなかなか腰を上げられず・・。

が!食通のインドネシア人に 「週末にPIK攻めるから一緒に行こう」 と誘っていただき、満を持して攻め込みました。

ジャカルタ中心部から車を走らせること約50分。
途中道に迷いながらも無事に到着。

PIK 1

PIK 2

PIK 3

PIK 4

PIK 5

大きなゴルフ場を中心に、環状型に路面店がずらっと展開しています。
(筆者のセンス不足により、ずらっと感が出ていませんが)

現地ローカル店はもちろん、中国系、韓国系、日系、タイ系、台湾系まで、飲食店ばかりがずらっと広がっていました。

ショッピングモールのように大きなサイズではない、こじんまりとしたサイズ感がまるで見本市や展示会場のよう。

食通の友人曰く「誰も台湾スイーツなんて流行ると思ってなかったんだけど、最近流行ってるんだよね~」という台湾系スイーツをチラ見した後、今PIKで最も話題になっているという「Shirokuma Cafe」へ。

並み居る台湾系スイーツを押しのけ、店内は超満席、店の外には待ち人たち。

shirokuma 1

皆さん、何がお目当てかというと、

shirokuma 2

こちらのお店は、和スイーツカフェ。

抹茶を武器に、甘すぎるインドネシア市場に対して「甘さ控えめ」というジャパニーズスイーツを展開しています。

面白いのが、このお店を始めたのはなんとインドネシアの女性。

日本人ならば「インドネシア人は甘いのが好きだから、抹茶はまだ早いのでは・・・もう少し成熟してから」と躊躇してしまいそうなものですが、
日本に旅行に行った際に感動を覚え、思い切ってOPENさせたそうです。
同国民(インドネシア人同士)ならではの肌で感じる「直感」があったのでしょう。

私はアイスクリーム、白玉餡子、抹茶ケーキがセットになったテイスティングセットをオーダー。

shirokuma 3

気になるお味は、、

、、、

、、、

美味い!!!

完全に日本の味。

甘さ控えめをよくぞここまで押し切った!の前に、よくここまで上手に作れたな、、、と感動を覚えました。

その他、巨大な綿あめも。

shirokuma 4

ところ変わればモノの価値は変わる。店内、みなさん物珍しそうに綿あめの写真を撮影していました。もちろん我がテーブルでも。

順序が逆ですが甘味の後は「口コミサイトで評価が高い&肉」とう切り口で韓国系BBQレストランへ。

<SEORAE>
seorae

店内は中国系・韓国系のお客さんばかり。

後からわかったのですが、インドネシア人である友人たちはあまり韓国料理は好みではない、とのことでした。
韓国料理はToo Spicy、日本料理のほうが好きなようです。
(インドネシア料理もかなりSpicyですが、種類が違うのでしょう。キムチの発酵系酸味も苦手とのこと)

日本人である私にとっては、比較的リーズナブルで美味しい韓国料理でした。

夕食を食べ終わり、日時は日曜日の夜21時。
外に出るとまだまだ車の流れは止まらない。

night

夜まで人の流れは止まらないそうです。
日曜夜もアクティブに外食。インドネシアの皆さんは本当に食が好きです。

どこで何が流行っている、どこに何のお店がOPENした、●●ならあの店が一番美味い、などの情報にとっても敏感。

どうやら、このあたりはインドネシア人の国民的性格が関わっているようです。

↑についてはまた今度(別PJでインドネシア人のキャラクターをResearch中です)。

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