ジャカルタで大人気のステーキハウスへ直撃

飲食事業の企画を通じて、飲食に詳しい方々と多々出会いがあります。
当然、皆さんジャカルタ中の飲食店情報に精通しています。

多くはショッピングモール内のレストラン情報が多いのですが、
そのような中でもたまに地元感たっぷりのモール外情報が入ってきたりします。

個人的にもモール内の話より、外の話が好きです。

モール内は資本力がもの言う世界なので、大手FCの話であったり、高級店の話であったり、、、
今の自分達とシンクロしない話が多い、ということもあるのでしょう。

一方でモールの外の話は、「その手があったか」的なユニークな話が多く、
PRパーソンとしても聞いていて面白いストーリーがあります。

今回伺ったお店もそんな「モールの外」の話。
大人気の地元発祥ステーキハウスの1号店(※)でがっつり肉をいただいてきました。

※現在は様々なモールに店舗があります。

Holycow! Steakhouse

HC 1

Jl.Senopatiという、おしゃれなレストランやカフェが点在する目抜き通り的なエリアに位置します。
強いて例えるならば、、、、代官山とか中目黒、、、に将来なるかもしれない、、、、、10年後とか。

ChefのAfitさんは以前テレビ局で働いていたらしく、
「美味しい和牛を低価格で多くの人に食べてもらいたい・・」と一念発起してお店を立ち上げたそうです。

伺ったのは夕方17時30分過ぎ。
すでにほぼ満席状態。

そしてメニューは至極シンプル。
肉、肉、肉。

仕入れを集中させ、交渉力を高め、良い肉を仕入れているのでしょう。

期待を胸に、いざ、実食。

HC 2

舌がとろける!!!!!!

ほどではありませんでしたが、普通に美味でした。

他店と相対比較すると、とても美味しい、と言えるでしょう。
(以前何度かステーキ食べて失敗していますので、、、)

・・・・

さてさて、なぜこのお店をわざわざブログにあげたかというと、
1つ衝撃的なことがあったからです。

それは、、、、、

ご飯(Nasi)が置いていない。

 

ステーキ屋なのにご飯が無いとは何事だ!!!

ということを言いたいのではありません。

 

僕がインドネシアに来て様々な人に教えられ、僕自身も様々なシーンで感じていたこと、それは、

「インドネシア人は米を食べないとご飯を食べた気にならない」

ということです。米LOVE。

 

客層を見る限りは、100%インドネシア人ターゲット⇒単純試算で来客の9割がムスリム⇒酒を飲まずに食事をしに来る、という流れです。

でも皆さん肉だけ食べ、満足げに帰っていく。

場所がら、若くて少しおしゃれな方々が来ていました。
しかも女性客多し。

「米なんかなくてもいいから、私たちはリーズナブルに美味しいステーキを食べたいのよ!!!」

というムスリムガールたちが一定層いるのでしょう。
若い人たちの中では少し味覚や文化が変わってきているのかもしれません。

確かに、実際に僕が触れたインドネシア人の中にも、

・Too Spicyなのは嫌い(国民的ソース、サンバルソースはめちゃくちゃスパイシーなのに!)
・甘いお茶は嫌い(伊藤園が出しているお茶ですら甘いのに!)
・味が濃いのはだめ(いや、インドネシア料理、全部味濃いめでしょ、なのに!)
・Too Saltyなのがダメ(あんだけ辛いものばかり食べてるのに!)

という人たちがいました。(↑括弧内は、私の突っ込みです)

思い返せば、どの人たちもオフィスで働く比較的裕福な人たち(もしくはご両親がリッチ)。
Holycow! Steakhouseに来る若い子たちも、1食で100,000 IDR以上使うので比較的余力がある子達。

ジャカルタの先進的な層から、少しずつ価値観が変わってきているのかもしれません。
脱・ステレオタイプ、が一定層の支持を生む、とう好例でした。