訪日インドネシア人の旅マエ・旅ナカの情報源は何?

最終更新日 2025年7月3日

訪日インバウンドプロモーションを展開する際、各国の「情報収集」の傾向を抑えておくことは重要です。

予算を投じて情報発信しても、ターゲットに届かない場所で情報を発信しても意味がありません。

訪日インドネシア人は旅行前(旅マエ)に情報をどこで取得しているのでしょうか?

本記事では「観光庁 訪日外国人消費動向調査」を元に、訪日インドネシア人の情報取得について最新の動向をまとめます。

 

訪日インドネシア人・旅マエ(出発前)に役に立った旅行情報源

上位10項目のみを抜粋してグラフ化しています。

1位は「SNS (41.7%)」で、その後を2位が「動画サイト (34.2%)」、3位が「自国の親族・知人(23%)」と続きます。

 

PCが家庭に普及する前にスマートフォンが普及したインドネシアでは、SNSへの依存度が非常に高いです。

データによれば「1日あたりのソーシャルメディア利用は3時間8分」です。

現地の感覚としては暇さえあればSNSを見ているような状況ですので、違和感のない結果です。

インドネシアのSNS利用動向に関する最新情報については下記の記事もご参照ください。

 

インドネシア人は旅マエにどのSNSで情報集している?

We are socialが毎年発表しているデータによれば、2025年1月時点ではインドネシア人SNSユーザーの91.7%がWhatsappを利用しており、その後にInstagram(84.6%)Facebook(83.0%)が並びます。少し差を開けてTikTok(77.4%)が並びます(※)。

※こちらの調査ではYoutubeは選択肢に入っていません。Youtubeが入っていないのは利用率が少ないからではありませんので、ご注意ください。

 

また、2023年のデータですが、JNTOがジャカルタで開催しているJpana Travel Fairの会場調査では以下の結果となったようです。

JTF(2023年8月)の来場者アンケート調査によると、情報収集に活用するSNSは、第1位がInstagram(87%)、第2位がYouTube(40%)、第3位がTikTok(30%)となっている(複数回答)。(引用:JNTO訪日旅行誘致ハンドブック 2025)

 

上記を鑑みると、引きつづきInstagramを中心に情報収集されていると考えて乖離はないでしょう。

 

旅マエの情報源が大きく変わった

データとしては以上なのですが、少し過去データとの比較をしてみます。

本記事に掲載してあった過去データ(2019年~)のランキングを元に推移を見てみます。

表内の色に関してですが、「前期(左列)と比較してパーセンテージが下がったものは赤、上がったものは青」で表示しています。

2019年(コロナ前) 2023年1-3月 (コロナ後) 2024年 (現在)
1位 自国の親族・知人(28.7%) 9位 自国の親族・知人(14.2%) 3位 自国の親族・知人(23.0%)
2位 口コミサイト(27.3%) 7位 口コミサイト(トリップアドバイザー等)(15.1%) 7位 口コミサイト(トリップアドバイザー等)(10.6%)
3位 SNS(24.2%) 2位  SNS(Facebook/Twitter/微信等)(28.5%) 1位  SNS(Facebook/Xなど)(41.7%)
4位 動画サイト(24.1%) 3位 動画サイト(YouTube/愛奇芸等)(25%) 2位 動画サイト(YouTube)(34.3%)
5位 日本在住の親族・知人(22.9%) 5位 日本在住の親族・知人(16.4%) 3位 日本在住の親族・知人(20.4%)
6位 日本政府観光局(19.6%) 1位 日本政府観光局ホームページ(32.6%) 6位 日本政府観光局ホームページ(15.8%)
7位 個人のブログ(18.8%) 6位 個人のブログ(16.3%) 11位 個人のブログ(9.9%)
8位 旅行会社(18.7%) 8位 旅行会社ホームページ(14.4%) 5位 旅行会社ホームページ(19.0%)

2023年1-3月期は「1位 日本政府観光局ホームページ(32.6%)」が首位に立っていましたが、旅行市場も完全に回復して「2019年」の状態に戻ったような印象を受けます。

2019年と2024年を比較すると、「SNS」や「自国の親族・知人」の優先度が高いことがわかります。

 

ただ、情報取得の首位以外では2019年と2024年では多少の変化が見られます。
SNSへの依存度が上がった分、以下の項目は利用率を下げています。

  • 口コミサイトの利用率低下 (「2019年 2位 口コミサイト(27.3%)」→「2024年 7位 口コミサイト(トリップアドバイザー等)(10.6%)」)
  • 個人のブログの利用率低 (「2019年 7位 個人のブログ(18.8%)」→「2024年 11位 個人のブログ(9.9%)」)

2019年時点ではSNSも口コミサイトもほぼ同様に情報源として頼られていましたが、現在ではSNS一辺倒の傾向が垣間見えます。

 

最後に

長くなりましたが、訪日インドネシア人の旅行関連情報取得に纏わるデータをアップデートいたしました。

当社ではインドネシアに向けた訪日プロモーションのサポートもご提供していますので、ご展開を検討されている方はお気軽にご相談ください。

インドネシア人Social Media 専門チームがサポートする「インドネシア語SNSアカウント運用支援」もご提供しております。

インドネシア向けInstagram運用

また、現地最大の日本情報サイトJapanese Stationを活用した情報発信も可能です。

メディアを起点としてSNSやインフルエンサーまで含めた展開が可能です。こちらもお気軽にご相談ください。

インドネシアの日本ニュース・コンテンツポータルサイト JAPANESE STATION

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