訪日インドネシア人は日本にいつ来てる?インドネシアの訪日ハイシーズン

最終更新日 2025年10月16日

インドネシアにおける訪日観光のハイシーズンはいつでしょうか?

訪日プロモーションではその国の特色を掴むことが重要です。今後も訪日客数の増加が見込まれるインドネシアですが、「ハイシーズン」を掴むことでより効率的な打ち手に繋がるでしょう。

本記事ではインドネシアにおける訪日旅行のハイシーズン、及びインドネシア国内における旅行シーズンの考え方や特色についてご紹介します。

 

インドネシアからの訪日観光のハイシーズンはいつか?

下記のグラフは、インドネシアにおける直近5年間の月別訪日客数を折れ線グラフにしたものです。

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年): 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く)

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年): 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く)

Line chart. 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く). Data table with 6 rows and 13 columns follows.

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017 22,539 17,911 36,001 45,251 24,908 38,314 23,413 13,980 22,401 27,116 28,549 52,343
2018 29,870 21,103 32,428 43,103 31,460 56,157 26,495 17,470 24,437 28,253 32,110 53,966
2019 32,477 24,622 39,609 39,768 30,107 49,290 25,215 16,160 25,021 34,094 37,213 59,203
2023 22,618 26,802 33,173 48,667 31,120 39,276 28,489 20,792 32,354 40,260 42,135 63,690
2024 41,287 38,246 37,448 62,515 41,274 43,052 29,571 22,127 35,081 43,215 48,841 74,994

インドネシア人の訪日観光では大きく以下の4つの需要期があると言われています。

(1)3月末~4月の桜シーズン

(2)6月末~7月上旬ごろのスクールホリデー

(3)レバラン休暇

(4)年末休暇

(1)3月末~4月の桜シーズン

インドネシア国内では「日本と言えば桜」のイメージが強く、「日本へ行くなら桜が見れる春がベストシーズン」と考える人も少なくありません。

インドネシア国内にホリデーがなくとも、この時期は訪日客が増える傾向にあります。

(2)6月末ごろのスクールホリデー

私立の場合は方針によって異なりますが、一般的なインドネシアの公立校の場合、1学期は7月~12月、 2学期は1月~6月となっています。

学期の間には1週間程度の休みがあるため、そのタイミングで家族旅行に出かける人もいます。

(3)レバラン休暇

レバラン(断食月明け大祭)というのはイスラム教の断食の後に訪れる、イスラム教徒にとってのお正月のような位置づけの期間です。

国民の約9割がイスラム教徒(※)のインドネシアでは、この時期は国全体でホリデーモードとなります。

レバランを挟むように学校や会社も休みとなるため(レバラン休暇と呼ばれます)、長期海外旅行に出かける絶好のタイミングとなっています。

日本の感覚で言うところのゴールデンウィークのような長期休暇で、10日近くの連休になることもあります。

イスラム教の方にとっては宗教的な行事とともに、帰省して家族とともに過ごす時間です。

そのため主にイスラム教以外の方が対象となりがちですが、最近ではイスラム教の方でもこの時期を使って海外へ出かけるケースが増えています。

※インドネシアと宗教についてはこちらの記事もご参照ください。

インドネシアの宗教事情、宗教別の人口や注意すべき点など

(4)年末休暇

インドネシアでは日本のように「数日間の年末年始休暇」を設ける企業はほとんどありませんが、年末年始も旅行のハイシーズンのうちの一つです。

特に南国のインドネシアでは「雪」を見たいという方も多くいます。

そのためこの時期に日本を訪れる方も増える傾向にあります。

蛇足ですが、インドネシアでは12月31日、1月1日の2日のみを休暇とし、1月2日からは通常営業となる会社が多いです。

そのためインドネシア国内においては日本ほどの「正月感」はありません。

しかしながら年末のタイミングですのでホリデー休暇を取っても不自然ではないとう空気感があります。

ピークシーズンのレバラン休暇は移動する

訪日ハイシーズンのうちの一つであるレバラン休暇は毎年時期が移動します。

我々が日常的に使う太陽暦では1年は365日ですが、イスラム歴(ヒジュラ歴)では354日または355日で構成されます。

そのため、ラマダン(断食)やレバランのタイミングも、我々から見ると少しずつタイミングが早くなっているように見えるのです。

以下は2017年からの10年間のレバラン(断食月明け大祭)の日程です。

少しずつタイミングが前に倒れているのがわかるかと思います。

2017年 6月24~25日
2018年 6月15~16日
2019年 6月3〜4日
2020年 5月24~25日
2021年 5月13~14日
2022年 5月2~3日
2023年 4月22~23日
2024年 4月9~10日
2025年 3月30~31日
2026年 3月19~20日 (予定)

ここで直近5年間の月別訪日客数グラフを再掲します。

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年): 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く)

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年): 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く)

Line chart. 出典:「日本政府観光局(JNTO)訪日外客数統計データ」(パンデミック期の2020~2022は除く). Data table with 6 rows and 13 columns follows.

インドネシアからの月別訪日客数(直近5か年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017 22,539 17,911 36,001 45,251 24,908 38,314 23,413 13,980 22,401 27,116 28,549 52,343
2018 29,870 21,103 32,428 43,103 31,460 56,157 26,495 17,470 24,437 28,253 32,110 53,966
2019 32,477 24,622 39,609 39,768 30,107 49,290 25,215 16,160 25,021 34,094 37,213 59,203
2023 22,618 26,802 33,173 48,667 31,120 39,276 28,489 20,792 32,354 40,260 42,135 63,690
2024 41,287 38,246 37,448 62,515 41,274 43,052 29,571 22,127 35,081 43,215 48,841 74,994
  • 2017年 6月
  • 2018年 6月
  • 2019年 6月
  • 2023年 4月
  • 2024年 4月

のタイミングで折れ線が力強く跳ねているのがご理解いただけるかと存じます。

2024年以降は春の訪日数が増える可能性が高い

Foto oleh Sora Sagano di Unsplash

ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、2024年~2026年のレバラン休暇は「桜シーズン」とぶつかります。

インドネシア国内最大の観光需要期と、インドネシア人が訪日タイミングとして好む桜の時期が重なるのです。

桜を見どころとしてお持ちの地域は、このタイミングでインドネシアへプロモーションを仕掛ければ良い成果が得られる可能性が高いでしょう。

インドネシアへの訪日プロモーションは遅くとも半年前から

蛇足ですがインドネシアの旅行代理店ではピークシーズンの半年ほど前から旅行商品を販売し、消費者も検討を開始します。

2026年の3月を狙う場合は遅くとも2025年9月には情報発信を始めておく必要があります。

インドネシア人をターゲットとした訪日プロモーションをご検討の場合は、お気軽に当社までご相談ください。

インドネシアの日本ニュース・コンテンツポータルサイト JAPANESE STATION

JAPASIANの訪日インバウンドサービス

関連記事

  1. インドネシアの訪日インバウンド事情

  2. 訪日インバウンド

    インドネシアと訪日インバウンド

  3. インドネシア訪日観光客のインバウンド市場はブルーオーシャン?

  4. インドネシアのメディアがおすすめする「日本のお土産」15選

  5. 脱中国依存!訪日インバウンドでも対象国(顧客)の分散が必要だ

  6. インドネシアで日本は旅行先として人気?訪日客数や出国先ランキング

目次
お問合せはコチラ
お問合せはコチラ