インドネシアのメディアがおすすめする「日本のお土産」15選

他国に漏れず、日本旅行の人気が上昇しているインドネシア。
そんなインドネシアの旅行者たちはどんなお土産を購入しているのでしょうか?
今回はインドネシアメディアの記事を参考にしながら、インドネシア人の間でおすすめされている「日本のお土産」についてご紹介します。
実際に多く購入されているかどうかは別として、「お土産として認識されている」という視点では参考になるかと存じます。
【参考記事】日本のお土産おすすめ15選、帰国前に買って帰ろう!(15 Rekomendasi Oleh-Oleh Khas Jepang, Borong Yuk sebelum Pulang!)
インドネシア×訪日インバウンドの動向について知りたい方は下記の記事もご参照ください。
Contents
生チョコレート
日本の名産品として生チョコレートが紹介されています。
説明によると「北海道の生クリームをふんだんに使ったチョコレート」とのことです。
インドネシアの首都、ジャカルタでは有名な日本の生チョコレートブランド「ROYCE」が輸入販売されています。
ROYCEをジャカルタで購入すると2,000円以上するため、日本のお土産として購入したくなるのも不思議ではありません。
カステラ
「日出ずる国」で好まれているスポンジケーキとして紹介されています。
インドネシア国内でもカステラに近いスポンジケーキは見かけますが、「カステラ」は日本のお土産として認知されているようです。
東京ばな奈

画像引用: https://www.tokyobanana.jp/products/banana.html
「本物のバナナピューレが入った、大人気のスポンジケーキ」として紹介されています。
東京ばな奈はインドネシア人の間でも非常に有名な日本菓子です。
蛇足ですが、バリに行くと「Bali Banana」という東京バナ奈にインスピレーションを受けたのか?と感じさせるお土産が登場しています。
招き猫
「幸運をもたらす猫」として紹介されています。
インドネシアでは猫好きの方が多いので、そのような点でも人気なのかもしれません。
お守り
「神社で手に入る、縁起が良く、身を守ってくれるもの」として紹介されています。
暖簾(のれん)
「日本料理店の入り口にある布」として紹介されています。
インドネシアの都市部では日本食が一定の人気を得ています。
中には日本風のインテリアを模したものもあるので、「暖簾」の認知自体は高いのかもしれません(名称は除く)。
達磨(だるま)
「幸運をもたらすもの」として紹介されています。
小さいものであれば飾り物としても喜ばれるのかもしれません。
江戸風鈴
「アニメのおなじみのアイテム」として紹介されています。
どのアニメかはわかりませんが、日本アニメが人気のインドネシアらしい紹介のされ方です。
インドネシアには風鈴のようなアイテムはないので、物珍しさもあるのかもしれません。
八つ橋
「もち米から作られた京都を代表するお菓子」として紹介されています。
京都はインドネシアからの観光客の中でも人気の都市なので、八つ橋が含まれるのも不思議ではありません。
てぬぐい
「日本風のタオル」として紹介されています。
インドネシアでも地域ごとに「伝統的な織物」が存在します。
そういう意味ではお土産として理解しやすいアイテムなのかもしれません。
美容マスク
美容用の小分けのマスクが紹介されています。
個包装のものであればそこまで高いものでもないですし、「日本の美容商品」として渡せるので喜ばれるお土産なのでしょう。
扇子
「伝統工芸品で舞踊や演劇に使われるもの」として紹介されています。
少なくともジャカルタで日本について知っている人の間では「日本のアイテム」として認知されています。
東京ミルクチーズ

画像引用:https://tokyomilkcheese.jp/products/salt-and-camembert-cookie/
「中心にチーズを詰め込んだ猫の舌のような食感のケーキ」として紹介されています。
クッキーとケーキのどちらが人気なのかは触れられていません。日持ちを考えるとクッキーかもしれません。
シガール・オー・ショコラ(ヨックモック)

画像引用:https://www.yokumoku.co.jp/products/1063/
「葉巻型の外国人に愛されるお土産」として紹介されています。
ヨックモックは日本からのお土産として非常に多く見かけるお菓子です。
とりあえずこれを買っておけば外さない、というポジションなのかもしれません。
キットカット(いろいろなフレーバー)
日本限定の味がある、ということでキットカットがおすすめされています。バター、抹茶、ストロベリーチーズケーキ、レモン、わさび、など。
インドネシアでは特に抹茶キットカットが有名でしたが、最近はインドネシア国内でも簡単に手に入るので珍しいものではないかもしれません。
まとめ
スイーツと工芸品が半々くらいの割合で紹介されていました。
和菓子ではなく洋菓子ばかりがピックアップされていたのが少し気になるところです。
ただ、インドネシア現地の肌感だと和菓子よりも洋菓子を好む人が多いので納得感はあります。
今回参考にした記事の中ではハラル認証の有無については触れられていません。
- 現在訪日している層はムスリム以外がまだ多い
- ハラル認証付きのお土産を探すことが難しい
などの背景があるのでしょう。
日本の観光プロモーションを支援している知見から申し上げると、少しずつではありますが日本でもハラル認証付きのお土産が登場しています。
ムスリムの観光客自体はまだ多くはありませんが、需要は必ずあるのでもう少し積極的に情報発信してもよいのではないか?と感じます。
蛇足ですが当社ではインドネシア向けインバウンドのプロモーション支援をご提供しています。
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