最終更新日 2023年5月11日
訪日客数が伸びているとはいえ、インドネシアでは日本を訪れたことがある人はまだ少数。
ほとんどの方は初訪問となるので、旅行展示会などでは王道の「ゴールデンルート」が人気だったりします。
ただ中には再訪する方も多く、再訪する場合には都心から離れてあえて地方を訪れたり、自然や文化観光を楽しむことが多いです。
日本好きの訪日リピーターの話を聞くと「え?なんでそんなところを知っているの?」と驚かされることも多々。
今回は参考までにインドネシアのメディアが紹介する「見逃してはならない、休暇で訪れるべきユニークな日本の旅行先5選(引用元:merdeka.com)」を抄訳しながらご紹介します(※)。
※イメージを演出するために写真は第三者のInstagram投稿より引用します。
指宿
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薩摩半島に位置する指宿は、砂風呂で有名な街です。「砂むし会館砂楽」はこのサービスで人気の場所であり指宿駅からわずか1kmの距離にあります。
首まで砂に浸かる前に、典型的な日本の衣装である浴衣を着るように求められます。暖かい砂はマッサージ効果とともに心地よさを提供します。 20分後、通常の温泉に入ります。
砂風呂の他にも、指宿市の歴史と発展を見ることができる、薩摩伝承館があります。
また、熱帯の花や日本の固有種を集めた植物園である鹿児島フラワーパークも訪れてみてください。
もう1つ見逃せないのは長崎鼻の岬です。半島の先端にあり海と開聞岳とを見るのに最適な場所です。
山形
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山形県は東北地方の南部に位置しており農産物、さくらんぼ、史跡、温泉などで人気があります。
山形の料理は高品質の食材から作られており日本一の料理とも言われています。山形の有名な食事には和風そばと米沢肉があります。
あなたが秋に訪れるなら芋煮を楽しむべきです。芋煮は、サトイモの根、最高の牛肉、こんにゃく、および体を温めることができる他のさまざまな素材から作られたスープです。
肉やスープ以外にも山形には何十年も前から味や品質で有名な日本酒があります。
能登半島
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京都や東京のような大都市が日本の近代的な一面を提供するのであれば、能登半島はもう一つの選択肢となり得るでしょう。
能登半島で過ごしている間は、金剛崎、千里浜、奥能登などの沿岸の景色を眺めることができます。
海岸以外にも、気多大社、總持寺、妙成寺などの文化的な見所があります。街に旅行したい場合は、輪島市が選択肢になります。
輪島は朝の市場がかなり人気があるので買い物がポイントとなります。訪れる際は、博物館であり地元の手工芸品店でもある輪島塗会館に立ち寄るのを忘れないでください。
高野山
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高野山地域は、日本の仏教宗派の1つである真言宗の中心地です。修行者のための学習と活動の場ですが、高野山は観光客にも開放されています。
ここでは朝から晩まで僧侶たちの活動を見ることができます。
あなたが仏について学びたい、または簡単に見学をしたいのであれば、少なくとも50の寺院が開放されています。
いくつかの寺院は近代的なWiFiとトイレを備えています。これは高野山が観光客を受け入れることに非常にオープンであるという証拠です。
また、非常に伝統を感じる典型的な精進料理を味わうことができます。
木曽谷
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日本の江戸時代を体験したい場合は木曽谷を選ぶとよいでしょう。
ここに向かう際には、東京から京都への移動でも歩行者は動物に乗ることも車を運転することも許可されませんでした。
約500キロの距離は歩行者に「中山道歩き旅」と呼ばれる日々を過ごさせます。木曽渓谷自体は、宿泊や食事を提供する歩行者のためのリゾート地でした。
現在も木曽谷は観光客が訪れる地域の一つです。
木造の建物と岩の多い道が並ぶ江戸時代の雰囲気へ観光客をいざなうために、歴史を守りその時代に似た雰囲気を演出しています。
参照:merdeka.com
抄訳ここまで。
まとめ
日本人の我々から見ても「なかなか渋いエリア」を選んでいると思いませんか?
どことなく日本の「原風景」があるような観光地ばかりですよね。
宗教と神の存在を大切にするインドネシア人には、自然が残る日本の原風景がどこか魅力的に映るのかもしれません。