商業省が2015年1月16日付でミニマート及び小規模商店における、
A類アルコール飲料の小売販売を全面的に禁止しました。
販売が出来るのはスーパーマーケット及びハイパーマーケットのみ、とのことです。。。
外国人在住者は憤慨(絶望?)している方が多いかと思います。
なんのこっちゃ?という方も多いかと思いますので、
インドネシア国内の酒類について軽く触れます。
インドネシアでは酒類はA・B・Cと三種類に分類されています。
A類・・・アルコール濃度5%まで
B類・・・アルコール濃度20%まで
C類・・・アルコール濃度20%を超える火酒類
という分類です。
もともと小売販売が可能なものはA類に限られており、B及びC類は禁止されていました。
今回の措置でコンビニ等でも4月16日までに全て撤去しなければならなくなりました。
A類の全撤去・・・
これが意味するもの、それは・・・
そう、
(写真はPT Multi Bintang Indonesia Tbkより)
インドネシアのコンビニからビールが消える!
気軽にコンビニでビールを買えなくなるのはとても困ります。
お酒で体を温める文化圏で育った道産子としては死活問題です(温める必要ないでしょ、という突っ込みはさておき)。
もう既に撤去されている店舗も多く(在庫が無くなり次第扱い終了なのです)、
仕事の後に気軽にビールを買って帰ることが出来なくなりました。
3回違反すると営業停止命令が出る、とのことで各店舗キッチリと対応しています。
インドネシアを代表するビンタンビールの売上も落ち込むのではないでしょうか。
出張・旅行で来尼される皆さん、ビールを買う時はモールのスーパーマーケットへ向かいましょう!