訪日インドネシア人は日本にいつ来てる?インドネシアの訪日ハイシーズン

インドネシアにおける訪日観光のハイシーズンはいつでしょうか?

訪日プロモーションではその国の特色を掴むことが重要です。今後も訪日客数の増加が見込まれるインドネシアですが、「ハイシーズン」を掴むことでより効率的な打ち手に繋がるでしょう。

本記事ではインドネシアにおける訪日旅行のハイシーズン、及びインドネシア国内における旅行シーズンの考え方や特色についてご紹介します。

 

インドネシアからの訪日観光のハイシーズンはいつか?

下記のグラフは、インドネシアにおける2014年から2019年まで5年間の月別訪日客数を折れ線グラフにしたものです。

インドネシア人の訪日観光では大きく以下の4つの需要期があると言われています。

 

(1)3月末~4月の桜シーズン

(2)6月末~7月上旬ごろのスクールホリデー

(3)レバラン休暇

(4)年末休暇

 

(1)3月末~4月の桜シーズン

インドネシア国内では「日本と言えば桜」のイメージが強く、「日本へ行くなら桜が見れる春がベストシーズン」と考える人も少なくありません。

インドネシア国内にホリデーがなくとも、この時期は訪日客が増える傾向にあります。

 

(2)6月末ごろのスクールホリデー

私立の場合は方針によって異なりますが、一般的なインドネシアの公立校の場合、1学期は7月~12月、 2学期は1月~6月となっています。

学期の間には1週間程度の休みがあるため、そのタイミングで家族旅行に出かける人もいます。

 

(3)レバラン休暇

レバラン(断食月明け大祭)というのはイスラム教の断食の後に訪れる、イスラム教徒にとってのお正月のような位置づけの期間です。

国民の約9割がイスラム教徒(※)のインドネシアでは、この時期は国全体でホリデーモードとなります。

レバランを挟むように学校や会社も休みとなるため(レバラン休暇と呼ばれます)、長期海外旅行に出かける絶好のタイミングとなっています。

 

日本の感覚で言うところのゴールデンウィークのような長期休暇で、10日近くの連休になることもあります。

イスラム教の方にとっては宗教的な行事とともに、帰省して家族とともに過ごす時間です。

そのため主にイスラム教以外の方が対象となりがちですが、最近ではイスラム教の方でもこの時期を使って海外へ出かけるケースが増えています。

 

※インドネシアと宗教についてはこちらの記事もご参照ください。

インドネシアの宗教事情、宗教別の人口や注意すべき点など

 

(4)年末休暇

インドネシアでは日本のように「数日間の年末年始休暇」を設ける企業はほとんどありませんが、年末年始も旅行のハイシーズンのうちの一つです。

特に南国のインドネシアでは「雪」を見たいという方も多くいます。

そのためこの時期に日本を訪れる方も増える傾向にあります。

 

蛇足ですが、インドネシアでは12月31日、1月1日の2日のみを休暇とし、1月2日からは通常営業となる会社が多いです。

そのためインドネシア国内においては日本ほどの「正月感」はありません。

しかしながら年末のタイミングですのでホリデー休暇を取っても不自然ではないとう空気感があります。

 

 

ピークシーズンのレバラン休暇は移動する

訪日ハイシーズンのうちの一つであるレバラン休暇は毎年時期が移動します。

我々が日常的に使う太陽暦では1年は365日ですが、イスラム歴(ヒジュラ歴)では354日または355日で構成されます。

そのため、ラマダン(断食)やレバランのタイミングも、我々から見ると少しずつタイミングが早くなっているように見えるのです。

 

以下は2015年からの10年間のレバラン(断食月明け大祭)の日程です。

少しずつタイミングが前に倒れているのがわかるかと思います。

2015年 7月17~18日
2016年 7月5~6日
2017年 6月24~25日
2018年 6月15~16日
2019年 6月3〜4日
2020年 5月24~25日
2021年 5月13~14日
2022年 5月2~3日
2023年 4月22~23日
2024年 4月9~10日(予定)

 

ここで2014年から2019年まで5年間の月別訪日客数グラフを再掲します。

  • 2015年 7月
  • 2016年 7月
  • 2017年 6月
  • 2018年 6月
  • 2019年 6月

 

のタイミングで折れ線が跳ねているのがわかるかと思います。

 

2024年以降は春の訪日数が増える可能性が高い

ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、2024年~2026年のレバラン休暇は「桜シーズン」とぶつかります。

インドネシア国内最大の観光需要期と、インドネシア人が訪日タイミングとして好む桜の時期が重なるのです。

 

桜を見どころとしてお持ちの地域は、このタイミングでインドネシアへプロモーションを仕掛ければ良い成果が得られる可能性が高いでしょう。

 

インドネシアへの訪日プロモーションは遅くとも半年前から

蛇足ですがインドネシアの旅行代理店ではピークシーズンの半年ほど前から旅行商品を販売し、消費者も検討を開始します。

2024年の4月を狙う場合は遅くとも2023年10月には情報発信を始めておく必要があります。

プロモーションがご入用の場合は、お気軽に当社までご相談ください。

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